TRPGのシステムを買ってくる「番長学園‼︎RPG」
中古で売っていたTRPGを買ってきました。
先日、友人宅で遊んでみたのですが、非常に面白く、そのままイエサブの中古本カゴに入っていたこの本を回収してきたのでした。
ちなみに私が遊んだのは再録バージョンアップ版の「番長学園!!大吟醸」です。
番長学園!!大吟醸 (fukkan .Com―ブッキングTRPGシリーズ)
- 作者: 寺田とものり
- 出版社/メーカー: ブッキング
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 大型本
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イマジネーションがものを言うキャラ作成
システムが非常に分かりやすく、尖ったキャラも組みやすく、ロールプレイもしやすいという凄いゲームでして。
- 職業はアタック職の「番長」か援護職の「ヒロイン」の2種
- 能力は「命中」「回避」「ダメージ」「防御」の4つ
- 必殺技は3種類
というシンプル過ぎる作りなのですが、想像力でどんなキャラクターでも作成することができます。
能力は2つ(3つでも可)をルールブックで用意されたもの(パワー・知性・スピード・美形・冷静・バカ)で設定し、残り2つを自由に決めていいという事で、ここで自分のイマジネーションが試されるわけで。
例えば、ロボットみたいな番長を作る場合、
- 命中:ロボット
- 回避:スピード
- ダメージ:巨大化
- 防御:パワー
とすれば、
「命中はロボットのサーチアイで敵を補足、巨大化でぶん殴ってダメージ」
みたいなキャラが作れますが、
- 命中:スピード
- 回避:ロボット
- ダメージ:パワー
- 防御:巨大化
こうすると
「回避はロボットの頭脳回路で敵の攻撃を読み回避、巨大化する事で敵のダメージはほとんど効かない。」
と、同じ能力を使っても差別化することが可能になるのです。
要するに言ったもん勝ちですね。
分かりやすい独自ルール
1セッションが30分のテレビアニメ1話分というイメージなのですが、その為にアイキャッチのシステムがあり、シナリオが始まって15分経っていて、区切りのいいタイミングにカッコいい音楽を口ずさみ「番長学園!」と叫ぶと番長力*1がもらえます。
キャラクターがシーンから外れた場合*2に、番長フレーム*3を使用すると、その後好きなシーンでいきなり登場できます。さっきの例えで言うと、雑魚戦闘を一つ丸々飛ばせたりできますね。便利なところで使いましょう。
と、こう、お約束をうまく使って遊べるので、なんとなくみんなが具合を分かっていれば非常に盛り上がって遊ぶことができます。
ルールサマリーは3ページ、キャラ作成ルールもA4一枚あれば説明できるので、TRPG初心者にもお勧めできるゲームだと思います。
と、いうわけで今度のTRPGの集まりに持っていこうと思います。
感想はいずれ。
ほでわーー。