「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」が面白い
オタク向けのエッセイやコラムとか旅行記が好き
IGN Japanというwebサイトがありますね。
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ファミ通.comとかGame*Sparkのような主にゲームを報道するサイトなのですが、そこで以前連載していた「オランダ人ゲーム少年の人生回顧録」というコラムが好きでした。
シェンムーの辺りとか熱い。
オタ系の要素が入ってるエッセイやコラムとか旅行記を読むのが好きなのですが、あまり見かけないので大手のサイトでこういった企画をしてくれるのが嬉しく、見つけ次第読んでいます。
最近だと電ファミニコゲーマー *1の若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜が漫画で描かれているので読みやすくてお勧めです。
田中圭一先生は神罰とか同人誌で下品な漫画を書いているイメージが強いですが、こういうキチンとした漫画も上手いのがプロだなぁと感じさせますね。
エッセイとか旅行記を読むと、そこから他人の人生を覗いてる感覚やオタク/ゲームファンになっていった過程、旅行記だと海外のオタク文化に触れられるのが好きなんだと思います。
無双系エッセイ
オランダ人ゲーム少年の人生回顧録が第一部完となり、入れ替わるようにして連載が始まったのが「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」です。
IGN Japanの編集部に勤めている「歐陽 宇亮」さんの人生回顧録なのですが、この亮ちゃん*2さんが恐ろしくハイスペックな女性でビビります。
名前で検索するとamazonに著書が出てくるのですが、そこのプロフィールを引用してみましょう。
いまさら聞けない中国の謎66 ― 中国人の発想・決断・行動を知らずしてビジネスの成功はない。
- 作者: 歐陽宇亮
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: 単行本
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香港生まれ。広東語、英語、日本語、北京語に堪能。名門の香港中文大学を首席で卒業。在学中、香港返還1周年の折には香港の学生代表として北京当局に招待され、北京大、清華大、中国人民大といった名門大学や人民大会堂(国会議事堂)、中南海(中国の永田町)を公式訪問。江沢民国家主席(当時)とも面会した。香港の大手日本情報誌の編集長を務め、日本文化を紹介するベストセラーを出版。その後、日本国文部科学省の国費留学生として東京大学大学院に入学、日中比較文化研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
なんかすげぇ*3
ゲームがやりたいが為に勉強をしまくり、その後PCゲームからエロゲーにどハマりし、学校で優秀な成績を収め、かつ香港のゲーム雑誌で編集長もこなし、日本に行きたいが為に日本への留学を決めるというなんかすげぇ*4生きざまをほぼ毎週楽しく読んでいます。
何が面白いって、俺は人生回顧録を読んでいたのにいつの間にか主人公が無双する話を読んでいたという混乱状態に陥る所でしょうか?
亮ちゃんさんの漫画のキャラみたいなスペックが非常にいい味出してると思います。
後はそうですね、所々出てくる部屋の写真とかオタグッズの写真が懐かしくて良い感じな所でしょうか?
この回に出てくる貼ってあるポスターとか熱いですね。
現在は自分の思い描いていた日本のオタク感と、実際に日本のオタクと触れ合った時の感覚が違ってた事に悩みつつ、オタク研究の修士学位論文を書き上げるという、キバで例えるとTVシリーズで渡が飛翔態に変身したあたりの展開だと思います。
流石にもうすぐ終わりが見えてくる内容になっていますが、無双系エッセイというあまりないジャンルを是非読んでみてください。
ほでわ。