『少女革命ウテナTVアニメ放送20周年記念展~薔薇と革命の記憶、絶対運命黙示録~』へ行ってきた
去年の年末からアマゾンプライムで『少女革命ウテナ』が配信開始され、どハマりしました。
で、『少女革命ウテナTVアニメ放送20周年記念展~薔薇と革命の記憶、絶対運命黙示録~』というイベントがあるのを知り、行かない理由がないのでチケットをローソンで購入。
そんなこんなで開催当日になりました。
ちなみに私、自分を高める為にiTunesに絶対運命黙示録を入れました。もちろんあべのハルカスのエレベーターで聞く予定で。
なんか気合いが間違った方向に入っていますが、大阪へ向かいます。
天気を調べると雨。しかも気温は10℃/5℃。めちゃくちゃ寒いやんけ!
暁生さんイメージですぐ脱げるようにしようと思っていたのですが断念。
大阪。書き割りのような人達を抜けてあべのハルカスへ。
開場15分後に到着。絶対運命黙示録を聴きながらノリノリであべのハルカス4階へ。
展示室をくるっと周るように列が!
あああ!
結構な混雑ぶりに入場制限が!
あああ!
たっぷり30分並んで入場。
今回の展示会、原画や絵コンテなど「額に入ってるもの」は写真撮影不可です。
その代わり会場のかざりつけは写真撮影OKだったので。それを踏まえて写真をご覧ください。
入り口。鳳学園の入り口をイメージしています。
OP、EDの絵コンテ、原画、セル、ウテナとアンシーとチュチュのキャラ紹介、背景を抜けるとバラ園の再現がしてあります。OP場面ですね。
見どころは劇場版の背景の原画ですかね。あれはヤベぇ。
生徒会編
ここから生徒会編の原画とセル画が続きます。
例のロッカー。
最初ロッカーが見えた時瑠果のロッカーを思い出してフェンシングの剣でも入ってるのかと思ったけど違うよね。ウテナのロッカーだよね。
カシラ?カシラ?ご存知かしら?
ほぼ等身大影絵少女。
床にも影が伸びてるのが面白いが、そのおかげで画角が広すぎて一枚の写真に入れるのが難しいです。っていうか無理。
(例のBGM)
後期変身バンクの時のアレ。
最後の薔薇の花がパッパッパッと花開いていく所がテンポ良すぎてちょっと面白い。
後期バンクはウテナがすげぇ美人になってていいですよね。
もくし くしも しもく くもし もしくしくも(エコー)
黒薔薇編
根室記念館といえばこれ。
アドゥレセンス黙示録での使い方が見事でした。
懺悔室エレベーター。
壁の吹き出しは何種類からか選ぶことができます。
ちなみに額の中はちゃんと芋虫→蛹→蝶とアニメーションするようになっていました。細かすぎる。
鳳暁生編
これ、本当は乗って撮りたかったんだけど一人だったから断念。
本当に悔しいやつ…
「空より淡き瑠璃色の」の「樹璃、心配ない。心配ないよ、樹璃」とかのセルがあります。重要なやつ。
黙示録編
こいつまた脱いでんな。
世界を 革命する力を!パネル
周りがテレビ版のあのフレームなのが嬉しい。
3スクリーンを使ってテレビ版の名場面を見せていく所。
最終回のウテナが棺の中のアンシーに手を伸ばす所、ウテナの場面が右スクリーン、アンシーの場面が左スクリーン、繋がる手が真ん中のスクリーンに映されるという演出になってて凄かった。本当にすごかった。
でも最終回見ると可哀想過ぎるから早くアドゥレセンス黙示録見せて…ってなる。
エピローグ、アドゥレセンス黙示録、設定画
最後の展示はエピローグ部分の原画やセル(ミッキーが石蕗にストップウォッチ教えてるシーンとか)、アドゥレセンス黙示録、初期案の企画書やグッズの展示。
撮影可能なのはグッズのみ。ウテナお面すげぇ。
トレカの展示もしてありましたが、ウィキペディアにある
「第一幕」「第二幕・薔薇の彼方」の二シリーズ。アニメの一場面をカード化したコレクションカード。アニメ系トレーディングカードでは珍しくスタッフやキャストの撮り下しカード(幾原邦彦、さいとうちほ、長谷川眞也、榎戸洋司、J.A.シーザー、川上とも子、イロイロ)がある。
が見れてよかったですね。幾原監督カードの圧。
狸のカードはなんなんだ一体…
ここから物販ブースに繋がり出口に行けるという、イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ形式だったのですが、物販ブースに入場制限がかかっていました。どういうことか。
最後のエリア付近で1時間近く人が詰まって動けなくなるという地獄が起こります。
会場の狭さ*1はわかりますし、こういうイベントはイグジット・スルー・ザ・ギフトショップにしないと収益が出ないのも分かります。だけどここはもうちょい…なんとかならんかったのかなぁ…
……と思ったのですが、これはあれですよ、ウテナのストーリーを順に回想していった我々が最終的にたどり着いたのはディオスに救ってもらえるはずだったお姫様「憎悪に光る百万本の剣」を再現させられるという強烈な皮肉だったんですよ。もしくはアドゥレセンス黙示録のベルゼブルカー。
これを思いついた瞬間になんか美味しいなと。こうして妄言を書けていますし。
入場者特典の「~デュエリストの証~ 世界を革命する白薔薇のコサージュ」
凄い出来が良いですね。ほんとこのまま飾っておける。
これを言ったらアレなのですが、デュエリストの証って薔薇の刻印じゃないの?
会場で買った今回の図録。
撮影不可だった原画とかがほとんど載っていますし、企画書とかはこの本の方が多く載っています。
というわけでウテナ展でした。
最後でいきなり憎悪に光る百万本の剣とかベルゼブルカーにされるとは思いませんでしたが、原画の迫力はやっぱりすごかったですね。
入場者特典は数量限定*2ですので、行きたいと思った方はお早めに。
全然関係ないのですが、アドゥレセンス黙示録の「もうひとりの僕よ、世界を革命する力を我に」ってキャッチコピーは素晴らしいと思います。