イェン円のバーチャル名古屋

バーチャルユーチューバーのバーチャル名古屋での生活をお送りします。

げんしけん最後まで読んでないのだ

お借りしていた「げんしけんOFFICIAL BOOK」を読了。

げんしけん OFFICIAL BOOK (講談社コミックスデラックス)

げんしけん OFFICIAL BOOK (講談社コミックスデラックス)

 

 

貸してくれたネロ造さんは一緒にラブひなのゲーム動画を撮った人です。

 


イェンネロ実況「ラブひなポケット」

 

オタク界隈の事をこれで勉強したんですよと熱弁されたので、どんなもんかと読んでみたらすげー良かった。懐かしい感じがいっぱい詰まった一冊でしたね。

私はげんしけんを10年ぐらい前に途中まで読んだ程度の知識しか無いのであしからず。

 

第一章 新人オリエンテーション

げんしけん劇中に登場する「現代視聴覚文化研究会」のサークル活動紹介。本編のダイジェストみたいなのも兼ねてます。

アキバやコミケ(劇中ではコミフェス)の説明、大学のサークル活動でどんな事をやっているかみたいなのが軽く、楽しそうに紹介されていて良い。

こういった学生生活を送ってみたかったとも思うけど、げんしけんって結構めんどくさい展開とかあった気がするから、その触りだけ触れて「楽しそう」だけで済んでるのが良い。

 

第二章 現視研メンバー全員集合

キャラクター紹介。こういう本ではお約束ですね。

 

第三章 サークル内恋愛事情

劇中登場のカップルとかの紹介。

あー、この作品のこういう所がそんなに好きではないのよな…

本編完結前に出た本なので、主人公がくっつくとかの話は無し。

 

第四章 斑目のオタク魂十箇条

劇中に出てきた斑目の台詞と、それの解説。

痛いのが良さだと思う。

読んでないから知らないんだけど、続編だと斑目がモテるってのは聞いた。

 

第五章 現視研の必修科目『くじびきアンバランス

劇中に登場する漫画作品の解説。

キャラ解説とアニメ版の台本。

特筆する所は無し。

 

第六章 '87年「メバエタメ」と同人誌イベントの時代

87年に現視研が出した同人誌「メバエタメ」の紹介・一部抜粋、87年にどんな作品が流行っていたか、赤松健のインタビュー。

この「メバエタメ」の抜粋がそれっぽくて良いですね。こういう評論系同人誌作りたいわ。

赤松健インタビューも成功者に聞くから面白いですね。

 

第七章 梅村崇×皆川ゆか 非公式外伝ストーリー

SS。特筆する所はあまりない。

 

第八章 素敵なオタクライフ

秋葉原、同人誌、コミック、ゲーム(格ゲー)、エロゲー、アニメ、オタグッズ、コスプレ、フィギュア、ガンプラの解説と、オタクトーク風SS。

ここ、04年当時のオタクのトレンドが読み取れてめっちゃくちゃ良いです。

紹介しているジャンルのラインナップは今とあまり変わりは無いのですが、かなり空気感が違う。かなり味わい深いです。懐かしさが良い感じ。

今だとエロゲーと格ゲーを抜いてアイドル(声優アイドル)とソシャゲを入れるかな。格ゲーをeスポーツにするのもあり。

 

オタクトーク風SS『金曜日、アキバは萌えているか』は斑目と笹原の会話を中心にしたエロゲーの話。脚注多めで初心者でも会話の内容が分かりやすいと思います。

エロゲーが話題の中心だった時代の会話だからこう、グッと来ますね。

単純に秋葉原の話としても良いです。

 

第九章 特別寄稿ーーキャラクター別 作者のネタばらし

キャラのプロフィールの元ネタ解説。全員に格ゲーの持ちキャラがある辺り、時代を感じますね。

 

各章の間にオタク用語の基礎知識のコーナーがあったり、オタク初心者には確かに勉強になるし、今読むとあの時代を思い出したり出来る良い本だと思いました。

それにしても三つ折りのポスターのページとか、カバー裏とか、そもそも表紙のセンターとか、大野さん推し過ぎでは?

そりゃこの漫画を読むような層は大野さん好きだと思うけども…やっぱりデザインか?このデザインがいいのか?

 

とりあえず普通に面白かったのでみんなも見かけたら是非どうぞ。

イェンはいい加減げんしけんを全部読むよう頑張ります。

…結局あ〜る読んで終わりかも知れぬ。

 

究極超人あ~る10通常版 (ビッグコミックススペシャル)

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