『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer 』感想 平成ライダー完結編なのだ

2019年７月26日

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』見てきた。

ネタバレ感想を書く。続きから技法と改行を入れます。各自よろしく。

きちんとまとめるというか、思いついた事をひたすら書いていく感じです。ライブ感。

ジオウ

いやぁ、すごかったっすな。色々。

news.biglobe.ne.jp

「ノリダー」ライダー映画に出演｜BIGLOBEニュース

完全ネタバレをカットしていたおかげでノリダーとか漫画クウガとかで驚く事ができました。やったね。

平成ジェネレーションズフォーエバーに引き続き、明らかにおかしいだろって部分が多いものの、力業でねじ伏せる映画。面白いか面白くないかで測れない。

【メーカー特典あり】仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER コレクターズパック[メーカー特典:記念ビジュアルシート、Amazon.co.jp特典:コメンタリー反省会(白倉伸一郎 プロデューサー×脚本家 下山健人×山口恭平 監督)CD付] [Blu-ray]

平ジェネフォーエバーは現実と虚構の映画。

今回の映画は平成（に放映された）ライダーとはなんだったのかの映画。

って感じですかね。

全体的に、ファンがこう言ってるよっていうのに東映が全力でアンサーを返す映画だったのかなと。 

映画キャラの立ち位置

バールクス（ISSA）

最初の平成ライダー。時代をゼロから巻き戻すみたいな事言ってたけど、平成最初のライダーだし、平成ライダーの最初としても意味のある言葉ですごくいい。 

仮面ライダークウガ

本名の「常磐 SOUGO」からはディケイドのリ・イマジ世界のキャラっぽい要素を感じる。

ゾンジズ（パパイヤ鈴木）

ザモナス

平成ライダーの枠に入れなかった平成ライダー。

映画の敵ライダーABぐらいの認識。

パパイヤ鈴木は本郷猛をイメージした役作りをしているそうだが、戦国時代で初めて出てきた時の服装はZOの麻生勝だよね。

仮面ライダー:真・ZO・J Blu-ray BOX

ザモナスは本当に語る事がない。カラーリングは最高に趣味の悪い合体してて最高だが。

仮面ライダーアマゾンズ Blu-ray COLLECTION

木梨猛

平成ライダーになれなかった者たち。

要するにオーディションに落ちた俳優とか。

オーディションで合格した瞬間から仮面ライダーなんだよね。

言ってる事は正しいし、RX倒すためのヒントもちゃんと言ってるし、単純に熱いシーンなんだけど笑う事しかできないっていうこの映画最高の見所。

平成ライダー空白期間を埋めたライダー（っぽいヒーロー）はノリダーだもんねぇ。

私はさすがに幼すぎてあんまり覚えてないです。近所のお兄ちゃんとかはよくネタにしてたかなぐらいの。

ノリダー、東映がぉこだからDVDとかになったりしないって聞いてたけど、若いスタッフと世代交代したから出せるようになったって事かしら。

投獄はゴエモンの新世代襲名思い出したよね。

ゴエモン 新世代襲名! PS one Books

オーマジオウ

見守るおじいちゃん。

本編でどうなるかわからんけど、夏映画らしいシーンだよなここ。

この展開をやって、「お前は生まれつきの王ではない」って言うの本当にすごい。上手すぎる。 

仮面ライダーブレン

仮面ライダー斬月カチドキ

仮面ライダーG

ゴライダー

漫画クウガ

TV以外のライダー達。

ネット配信、舞台、テレビ特番、漫画から登場。

Gはビビった。10年かかって芳醇の時を迎えたね。

オダジョー出せないけど五代雄介のクウガ出せるぜ！って解決法は凄い。天才か。

Firstはやっぱスーツ自体ないんだろうなぁ。本当に惜しい。

仮面ライダー THE FIRST & THE NEXT Blu-ray

ウォズ

問題は彼だ。

彼だけが執拗に第４の壁を越えてくる。

最終的に死んでも何食わぬ顔で蘇ってくる。

確かにテレビでも毎週語り部として視聴者に語りかけてくるが、だからと言って今回の映画は異常である。

逢魔降臨暦はジオウの台本って事で、それを破り捨てる＝真の意味で作品世界のキャラとなる。って事なのかな？ウォズのあらすじ空間にツクヨミとゲイツが現れたのもそれっぽい。

破り捨てるシーンは、ファンがうるさいって言ってたし、カメラ写り（ファンの目線）を気にしてたから、ファンの意見とかどうでもいい！！って事ともとれるかなぁ。

冒頭、ソウゴがゼロワンの夢を見て、それが令和元年を司るライダーみたいな話からスタートしてたけど、ソウゴの夢って実現するんだよね。だからラストにゼロワンが出てきたとか？

ムービー大戦の宣伝文句で決して交わってはいけないとか言ってたし（いつもの煽り文だろうけども）、ソウゴの夢から生成したゼロワン？

見ていて全体的に混乱するキャラだった。

映画として 

予告で信長がどうこう言ってるのを見て、つまんねぇ映画だろうなぁと思っていたのですが、あそこ自体がかなり隠れ蓑になってるって部分だったっすな。

いや、実際信長関係の部分は単純に滑ってるとしかいいようがないの。

実際の人物と後の人物が書いたものには差があるって事が重要で。

最強のライダーがRXってのはおっさんのオタクがよく言うことでさ。ぶっちゃけ平成ライダーから入った世代は何回も何回も聞かされてウザかった人も多かったと思うんですよ。

それをそのままラスボスにするって発想が素晴らしい。しかもご丁寧に最強話するときに大抵出てくるバイオライダーにまでなって。

劇中の描写が正しいんだったらRX最強伝説は10年前に破られてますからね。ディケイド夏映画で負けてたでしょうに。

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー ディレクターズカット版 [DVD]

それを10年後にまたやっててちょっと笑っちゃったよ。

ちゃんと冬映画で足りなかった部分を補強したのはわかる。最終フォーム勢揃い的な。そういうのは重要。よくやった。

でもさ、正直最後の方は春映画に片足突っ込んでたよね。

ヒーローがいっぱい出てきて、敵ボスが雑に巨大化して、ライダーが集合してよくわからん集団必殺技で決める感じ。

作品ロゴを背負ってキックして、それが平成ライダー20作品のロゴになり、キックした後の敵は小渕さんみたいなポーズで平成と書かれた板を持って爆散。

春映画かよ。ライダーマシンが40の形に並走してライダーブレイクするやつかよ。

オーズ・電王・オールライダー　レッツゴー仮面ライダー

でもさぁ、出ないと思ってたGが出てきたりさ、漫画クウガが出てきたりしたら泣いちゃうんだよぉ、オタクちょろいから泣いちゃうの。

隣のサラリーマンも涙を拭ってたよ。

自分の想像をはるかに越えたものを出された瞬間人は泣くんだよ。 

どんな時でも瞬間瞬間を全力で生きていく。いいですよね。

要するにあれだ、命は美しいって事？

仮面ライダー１号

エンドクレジット後

ゼロワンシーンスタッフを確認してなかったのが痛恨の極みなんだけど、なんか映像がめっちゃルパパトっぽかったよね。

手元のあたりにカメラくくりつけたカットとか、あのミサイルの一連の部分とか。

バッタモチーフ！ワシが合体！とか　すごい　王道。

ワシじゃなくてタカだったらすまん。

リュウソウ

いやぁ、すごかったっすな。色々。

（戦隊ってこういうもんだよなぁ）と思いながら見ればだいたい楽しめるのですが、この映画は普通にやばい。めっちゃしんどい。

上堀内監督の格好良すぎる画作りと、それをドブに投げ捨てる超展開。

仮面ライダーエグゼイド Blu-ray COLLECTION 4<完>

終始頭ケボーンだったよ。

地上で戦うキシリュウジンのアクションとか、コウのアップのシーン（「手加減はできない」ってあたり）とか、死ぬほど格好いい画が多かった。

特にレッドがガイソーグの鎧を破壊した場面。あれはスクリーン映えした。めっちゃかっこよかった。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 騎士竜シリーズEX 竜装合体 DXキシリュウジン

佐野史郎、結構短いスパンでライダーから戦隊に出たなという印象。しかも両方とも映画。

仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー [DVD]

 EDのダンスが上手くて笑っちゃった。

映画ヒロインがキタリエだったのが普通に疑問。

なんで？

チョコの奴隷 (SG+DVD) (Type-A) (初回生産限定盤)

ラストシーンさ、漫画版スクライドみたいにしてくれれば大爆笑で終われたのにね。

博物館探してた時からずっと考えてたわ。本当に惜しい。そういう問題じゃないけど惜しい。

スクライド (１-５巻セット 全巻)