イェン円のバーチャル名古屋

バーチャルユーチューバーのバーチャル名古屋での生活をお送りします。

GARO -VERSUS ROAD-が面白いのだ

GARO -VERSUS ROAD-」が面白いという話をします。
(ここから「GARO -VERSUS ROAD-」の多少のネタバレを含む内容になります。)

 

 仮面ライダーウルトラマンといった歴史のある作品とは違い、近年になって生まれた新しい特撮ヒーローシリーズといえば?
そう、牙狼<GARO>ですね。

 

牙狼<GARO> Blu-ray BOX

牙狼<GARO> Blu-ray BOX

  • 発売日: 2016/12/22
  • メディア: Blu-ray
 

 

 2005年より放送開始した本作は、雨宮慶太監督の美麗な世界観や横山誠アクション監督による超絶生身アクション、必殺技ともいえる変身が生む爽快感、深夜帯のドラマだからこそのダークで過激な描写などが相まって、ゼロ年代中盤の特撮バブルを象徴する一本です。
 シリーズ化に繋がったのは放送終了から2年経った2008年の「CR牙狼」。このパチンコ化が大ヒットしたため、作品が次々作られることになり、近年稀に見ぬ一大シリーズとなりました。

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パチンコとしてシリーズ化していく内に異様な進化を遂げることもある。画像は当たるとパチンコ台の上に牙狼の頭が出てくる台。わざわざホールまで見に行った事がある。

 

 GARO -VERSUS ROAD-(以下牙狼VR)はそんな牙狼シリーズの15周年記念作品です。

garo-project.jp

GARO -VERSUS ROAD-

 

 これまでもシリーズによっては世界観のリセットが行われてきましたが、本作は一部の用語以外他の作品とは関係のない話になっているため、初めてシリーズを見る人や、初代以外見たことが無い人にも気軽に勧められます。見て。

 あらすじを紹介すると、

 ネットで噂になっている謎のVRゲーム。突然自宅にVRグラスと招待状が届き、勝利者には強大な力(願い)が手に入るという。
 そのVRグラスが家に届いた空遠世那は、半信半疑ながらグラスを装着すると見たこともない部屋に転送される。
 リアルなVRゲームだと思いながらゲームをプレイしていくが、そこは人間の欲望と暴力が渦巻くデスゲームだった…

 ネットの広告とかで100回は見たようなあらすじですが、この作品に登場する要素を書き出すと、
デスゲーム、VR、信念を貫くヤンキー、半グレ、ヤクザ、ユーチューバー、正義感と戦闘力が異様に強い主人公、謎の殺人鬼、マスコミ批判、美女、グラビアにも出てるコスプレイヤー
と、パチンコから牙狼に入ったファン層が親しみやすい要素でほぼ構成されている訳です。とにかく青年漫画っぽいんですよ。

 

 牙狼という作品での変身はストーリーの最後に行われ、必殺技とほぼ同義語となっています。
 ですが、この作品はストーリーの構造上、変身できるのは物語の終盤になるので、ほぼ生身でのアクションのみになっています。なので、ゲーム内では身体能力が上がるという設定を物語上つけることで、どの人間もとにかく強いです。
 1話で戦うホストも意味不明に強いというか、あまりに動きのキレが良すぎて全くホストには見えません(キャストの対談番組でホストと説明されてやっと理解できたぐらい)

 でも、変身が必殺技と考えると牙狼らしいとは思うんですよね。最終回恒例の限定フォーム自体が変身になるというか。

 

(ここから7話までのネタバレを含む内容になります)

 

 牙狼、ホラーぐらいの用語しか出てこなかったのですが、7話にて遂に魔界という用語が出てきて、ストーリーも徐々に核心に迫ってきました。

 6話が放送された時点に公式ブログに9話ゲストが紹介されて、それが結構なネタバレで少し泣きましたが、7話から出てきた謎は9話辺りに解決していくのかな?と思われます。

 

 7話のゲームクリア条件が8人から4人。OPに出ている6人から誰か2人脱落するので、結構緊迫感があります。

 今回の作品がシリーズ化を狙っていない特別番組だと考えると、ある意味いつものセオリーが通じないんですよ。もしかしたら主人公が死んじゃうかもしれないし、ライバルが牙狼になっちゃうかもしれない。

 デスゲームという形式上、誰が脱落するか、誰が最後に残るのかを予想すると楽しいかなって思います。

 

 最後に私のキャラ予想を書いて終わろうと思います。

 

空遠世那:主人公だから流石に変身するとは思う。逆に最後に戦う相手を想像するといいかも。

天羽涼介:推し。ずっと半グレとつるんでばっかりだったが、7話で信念を貫くって言い始めて戒斗みたいだなって思いました。格好いい。だから生き残りそうかな?なんで戒斗って例えを出したかって?そりゃあ、ねぇ…?

南雲太輔:謎のチート能力のおかげでストーリーの謎を解き明かしていく係…だったが、7話で魔界の話を出した時点でもうお役御免かもしれない。

香月貴音:彼の掘り下げ、ぬいぐるみのエピソードも語られたからもう倒されてもしょうがないかもしれないし、ぬいぐるみが壊されるとかで本当に凶暴な本性が出てくるとかもあるかも。

奏風大:もう流石に無理っぽい。来週脱落筆頭かなと。

日向蓮:漫画のバトルロワイヤルを思い出すとこいつは絶対に強い…キャラとしてのバックボーンが見えないから生き残りそうだけど、逆にそういったものがないから強いっていうのもいいかもしれない。OPで牙狼が被さるポジションにいなかったのに意味があるかも。

星合翔李:主人公が精神的に成長する枠だったけど、OPで牙狼が被さる所にいるキャラがストーリー折り返しで脱落していまった。おかげで脱落予想が面白くなってるんだけどね。

 

 みんなも本当に見て!面白いよ!