ビギニングアイドルシナリオ「偽野球試合発生 BASEBALL ADDICT状態!」
ビギニングアイドルのシナリオを考えました。
駆け出しアイドルRPG ビギニングアイドル チャレンジガールズ (Role&Roll Books)
- 作者: 平野累次,冒険企画局,国府田ハヤト
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2015/07/30
- メディア: 新書
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過去2つの話から続くキャンペーンシナリオです。
1話目:「2017 NEOお嬢様学校 スクールアイドルDICE ROLL状態!」
2話目:「黒羽IDOL推参 UNDERCOVER MANAGER状態!」
ゲーム上のバランスはまたまたまた*1このブログ様で紹介されている数値バランスを使わせていただきます。
いつもいつもいつも参考にしております。ありがとうございました。
今回はサプリメント「ハートステップ」で追加されている
- 意地ルールVer.2
- 異なるランク係数を合わせる
- アイドル野球
ルールを使用します。
ビギニングアイドル サプリメント ハートステップ (Role & Roll Books)
- 作者: 平野累次,冒険企画局,国府田ハヤト
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: 新書
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シナリオスペック
・シナリオタイトル:偽野球試合発生 BASEBALL ADDICT状態!
・PC人数:3〜4人
・アイドルランク:アイドル候補〜知る人ぞ知るアイドル(ランク係数×10まで)
・ワールドセッティング:アイドル部
・ライブ会場:野球場
・キーパーソン:宇津 球子
判定基準:獲得ファン12人以上
獲得ファンパワー:運動部
指定能力値:【フィジカル】
説得値:10
・目標動員数:105(プレイヤーが3人の場合は85)
ランク係数が異なる場合は1050(850)
・ライブフェイズ前半PP:1d6+3
・ライブフェイズ後半PP:1d6+6
・意地ルールVer.2を使用
・異なるランク係数を合わせるを使用
・アイドル野球ルールを使用
開演演目:チアリーディング
指定特技:《ダンス/趣味9》
使用能力値:【フィジカル】
第一演目:チアリーディング
指定特技:《元気/キャラ8》
使用能力値:【ボイス】
第二演目:チアリーディング
指定特技:《笑顔/才能7》
使用能力値:【ビジュアル】
第三演目:アイドル野球
指定特技:《/》
使用能力値:【】
第四演目:応援
指定特技:《体力/才能6》
使用能力値:【ビジュアル】
最終演目:アイドルバトル
指定特技:《バーニング/属性10》
使用能力値:【フィジカル】
プレッシャー種別:観客
特殊効果:なし
NPC
宇津 球子(うつ たまこ)
18歳女子(高3)
人称:私 〜先輩(年上)呼び捨て(同級生、年下)
PC達と同じ学校に通う生徒です。野球をする時はサングラス。
野球部のキャプテンです。熱血漢。
料理研究会の六番街 水火(1話目参照)とは幼馴染。
このシナリオでは、野球部の地区大会決勝へアイドル部(仮)もチアガールとして応援へ行く事にした為、アイドル部がどういう応援をしているのが確認したがっています。
秋風 舞夏(あきかぜ まいか)
17歳女子(3年)
人称:アタシ オマエ(年上、年下問わず)
会宇斗(あうと)高校アイドル部「ウイニングレッド」リーダー。自宅では眼鏡。
スポーツアイドルを売りにしており、助っ人として様々な部活に参加している。
「勝てば官軍」がモットーであり、卑怯な手も平気で使う。
金髪だったり耳には大量のピアスをつけていたりしてアイドルらしくはないが、そこがいいじゃない!と根強いファンは多い。
必殺技はコンプラボール。投げた後「ズッキュぅぅぅぅン!」と叫ぶと球が跳ね上がり、相手の頭に直撃する。
オープニングフェイズ
プロデューサーシーン
PCとプロデューサーは仮の部室に集まり、これからについて話し合っています。
現在、文化部代表の料理研究会と風紀委員を味方につけている為、運動部代表の野球部を味方につければ生徒会相手にかなり有利になるのではないかという話題で話し合っています。
プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
と、いう訳であなた達はグラウンドへやってきました。
バットの音が響く中、プロデューサーがサングラスの女子に声をかけました。
「来たか。野球部部長の宇津 球子(うつ たまこ)だ。そこにいるプロデューサー?から話は聞いてるよ」
プロデューサーはアイドル部の設立を承認させるのには運動部の力が必要ということで、何か手伝えることは無いかと片っ端から声をかけていたら、野球部が声をかけてくれたのでした。
「いやー、料理研究会の水火から協力しろと頼まれてね。確かに生徒会はかなりアレな所だしねぇ。いっつも何やってるか分からないし」
野球部は思ったよりも協力的な姿勢を示してくれているようです。
「それでお願いなんだけど、今週の日曜に行われる練習試合にウチのチア部も来る予定だったんだけど、何人か用事で来られなくなったんだ。だからチア部の補欠メンバーとして応援に来てほしいって訳なんだよ」と球子は困った顔をしながら言います。
チア部と合同で練習をしてもらい、3日後に全体の流れを確認すると説明を受け、球子は練習に戻っていきました。
ライブ会場と【目標動員数】を発表してください。
セットリストシートを公開しても良いですが、第三演目移行は何かで隠しておいてください。
プロデューサーは以上のことを説明します。PC全員が確認したら、このプロデューサーシーンは終了します。
ドラマフェイズ
PC達のシーンを3サイクル進めます。
3サイクル終了するとキーパーソンシーンが始まります。
キーパーソンシーン
判断基準を超えているPCだけが登場できます。誰も判断基準を超えていない場合、このシーンは飛ばされます。
チア部とPCの所へ球子がやってきます。プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
「よし、それじゃあアイドル部のみんながどれだけ出来るようになったか、一通り見せてもらうよ」
チア部とPC達は一列に並び、パフォーマンスを披露します。
PC達は彼女に対して信用してもらえるかどうかを試します。
【パフォーマンス値】が【説得値】以上の場合(成功の場合)
「ウチのチア部、かなり厳しいから付いてこれないと思ってたよ。君たち、かなりすごいね。」
と、球子は驚いた様子で言います。
どうやらあなた達の実力を認めたようです。
【パフォーマンス値】が【説得値】未満の場合(全員が失敗した場合)
「うーん...ウチのチア部、かなり厳しいのを知ってて頼んだ私も悪かったね...日曜まで死ぬ気で頑張って。お願いね」
と、球子は少しガッカリした様子で言います。
パフォーマンスに成功する、もしくは登場したPC全員がパフォーマンスに失敗するとこのシーンは終了します。
ライブフェイズ
チア部の控室に行くと、チア部の衣装を受け取ります。PC全員は「スタミナ(ハートステップP225)」の衣装を手に入れます。
衣装を入手したら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
選手入場が行われますが、敵のチームが入ってきた時、明らかに歓声が大きくなりました。
「やっぱり…敵の方は秋風 舞夏(あきかぜ まいか)を入れてきたか…」
チア部の部長がため息をつきながら言います。
- 対戦相手の会宇斗(あうと)高校には「ウイニングレッド」というスポーツが得意なアイドルグループが存在していて、そのグループは他の部活動の助っ人によく入ってくる。
- だが卑怯な手も平気で使うような連中だから、この試合は荒れるかもしれない。
という事を教えてくれます。
ライブフェイズを開始します。このライブの観客は野球部の試合を見に来たお客さんや、生徒の応援に来たクラスメイトやその家族の人がほとんどです。あなた方のパフォーマンスでファンを増やしましょう。
セットリストシートのSの演目を行ってください。PCが3人の場合、「第四演目」は行わず、最終演目に移ります。
Sの項目が終わったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
1回表、会宇斗高の攻撃時、我が校のピッチャーが会宇斗高のピッチャー返しにより負傷。倒れてしまいます。
「出た!むーの必殺ピッチャー返しだー!!ハッハー!鼻血ブーだぜ!!」
秋風舞夏はそれを見てケラケラ楽しそうに笑っています。
第1演目が終わったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
3回表、我が校の選手が会宇斗高のスライディングにより負傷してしまいます。
「出たぜ!みゃんの十八番デス・スライディングだー!!これで二人目退場(つぶし)だー!!」
秋風舞夏はまたも楽しそうにケラケラ笑っています。
「ハーハハハ わりぃわりぃ まったくこの試合はよく事故(ハプニング)が続くね~ まいったまいった」
第2演目が終わったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
5回裏、我が校の攻撃、バッターは宇津球子、ピッチャーは秋風舞夏です。
「オマエがキャプテンだってなぁ!アタシのコンプラボールで洗礼してやるよぉ!くらえーー!!ズッキュぅぅぅぅン!」
そう舞夏が叫ぶと、球がありえないぐらい浮き、球子に直撃、球子は吹っ飛んでいきました。
「これが!これが!コンプラボールだ~~~!!」
我が校の控え選手も少なくなり、ピンチです。
尋常ではないぐらい吹っ飛んで行ったので、ここで一旦タイムになりました。
幕間でとれる行動が終わったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
キャプテンの球子まで倒された今、我が校の野球部は敗北の危機に立たされています。
そんな中、秋風舞夏がPC達の方を指さして叫びます。
「そこにいるお前ら!(PC達のグループ名)だろ?黒羽といい勝負したって言うじゃないか!アタシ達とも勝負しようぜ!!」
どうやら、舞夏はPC一人を指名して、野球勝負をしろと言ってきます。
※審判はどうしたの?という指摘が入った場合
「アタシがいいっつってんだろうが審判よォ~~~!!!さっさと準備させろやァ!!」と叫び、無理やり野球勝負に持っていこうとします。
・プロデューサーはセットリストシートの第三、第四演目を見えるようにしてください。
第三演目を行うPCが決まったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
グラウンドへ向かう(PC名)を、料理研究会の水火に肩を貸され、包帯を巻いた球子が呼び止めます。
「こんな事になってしまってすまないが…この一戦は君にかかっている。このユニフォームを受け取ってくれ。後は任せたぞ」
そう言って球子は医務室へ運ばれていきました。
・第三演目を行うPCは「プレイボール!(ハートステップP226)」の衣装を手に入れ、強制的に着替えます。
第三演目が終わったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
野球勝負に勝った、負けたに関わらず、PCが行った野球勝負は多くの人の心を動かしました。
我が校の野球部も勇気を貰い、全身に力が溢れ、ケガをしていた選手も回復し、その後の野球の試合でも大変な活躍をみせました。
第四演目(PC3人で遊んでいる場合は第三演目)が終わったら、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。
「ぐ…ぐぐぐ…あいつらどこからそんな力が!」
予想以上の追い上げに舞夏を含む会宇斗高の生徒達はビビってしまい、完全に会場にのまれてしまったようです。
「こうなったら…アタシ達もアイドルに戻るよ!(PC達のグループ名)!最後はアイドルバトルで勝負だ!!」
どうしたらそうなるのか分かりませんが、球場に即席で用意されたステージで、舞夏達「ウイニングレッド」の面々が物凄い速度で着替えたアイドル衣装に身を包み、叫びます。
・プロデューサーはセットリストシートの最終演目を見えるようにしてください。
最終演目が終了したあと、全員の【獲得ファン人数】を合計します。その値によって、以下のいずれかを読み上げてください。
・獲得ファン人数の合計が目標動員数以上
PC達の活躍により我が校の勢いは加速し、逆転勝利を飾る事ができました。
ウイニングレッドの面々は悔しそうにしています。
「これで…これで勝ったと思うな!ビギニングアイドルが次の試合会場だ!覚えてやがれ!」
と、舞夏達は負け犬みたいな事を叫びながら走り去って行きました。
・獲得ファン人数の合計が目標動員数を下回った場合
PC達の奮闘も空しく、ウイニングレッドのパフォーマンスは素晴らしく、それによって勢いづいた会宇斗高によって野球の試合は押し切られ負けてしまいました。
「ハッハー!そっちもいい線行ってたかもしれないが、アタシ達の方が一枚上手だったようだな!」と、舞夏がこちらを向いて叫びます。
「ビギニングアイドル、出るんだろう?出てこいよ!また潰してやるからさァ!」
そう言いながらウイニングレッドの面々は会場から去って行きました。
リザルトフェイズ
追加ファンの獲得をしてください。
プロデューサーは、PCたちの出した結果によって、以下のいずれかを読み上げてください。
・大成功/成功をした場合
「ありがとう、一時はどうなる事かと思ったが…アイドルの力、分かったかもしれないよ」と、球子が手当されながら握手を求めてきます。
運動部全体はあなた達に力を貸してくれるようです。
「いくら外部組織を手なずけようが、生徒会はあなた達を認めたりはしませんけどね」
突然客席の中からそう声がしたので一同が見上げると、そこには我が校の生徒会長「菫 桃香(すみれ ももか)」が立っていました。
あまり姿を表さない、一説には伝説のみの存在と思われていた生徒会長が現れたので、生徒達もザワついています。
「(PC達のグループ名)の皆さん、部活動についてのお話があります。次回、生徒会室までいらしてください。それでは、ごき・げん・よう」
そう言うと、菫 桃香はスッと、幻のように群衆に溶け込み、消えるように去っていきました。
いよいよ生徒会との決戦です。あなた達はアイドル部の設立を認めさせる事ができるのでしょうか?
大成功の場合、PCの中で最も【獲得ファン人数】が高いPCは「お願い」をすることができます。
・失敗をした場合
「ありがとう、試合の結果は残念だったが、あのバッティング、みんな勇気をもらったよ」と、球子が六番街水火に手当されなれがら握手を求めてきます。
運動部全体は一応あなた達に力を貸してくれるようです。
「いくら外部組織を手なずけようが、そんな実力では決して、決っっして生徒会はあなた達を認めたりはしませんけどね」
突然客席の中からそう声がしたので、一同が見上げると、そこには我が校の生徒会長「菫 桃香(すみれ ももか)」が立っていました。
あまり姿を表さない、一説には伝説のみの存在と思われていた生徒会長が現れたので、生徒達もザワついています。
「(PC達のグループ名)の皆さん、部活動についてのお話があります。次回、生徒会室までいらしてください。それでは、ごき げん よう」
そう言うと、菫 桃香はスッと、幻のように群衆に溶け込み、消えるように去っていきました。
いよいよ生徒会との決戦です。不安は残りますが、あなた達はアイドル部の設立を認めさせる事ができるのでしょうか?
プロデューサーが描写を読み上げるか、「お願い」を聞き届けると、このセッションは終了します。
ちょっと盛りすぎた…
プレイした感想はその内書きます。
8/28 細かい部分の修正をしました。
*1:3回目