イェン円のバーチャル名古屋

バーチャルユーチューバーのバーチャル名古屋での生活をお送りします。

ビギニングアイドルシナリオ「2017 NEOお嬢様学校 スクールアイドルDICE ROLL状態!」

ビギニングアイドルのシナリオを考えました。

 

 

キャラの作成から始める初心者向けのシナリオです。ワールドセッティングはアイドル部でのシナリオになっています。

 

ゲーム上のバランスはGM初体験なのもあってちょっと読めないので、このブログ様で紹介されている数値バランスを使わせていただきます。

 

privatter.net

 

とても参考になります。ありがとうございました。

 

シナリオスペック

・シナリオタイトル:2017 NEOお嬢様学校 スクールアイドルDICE ROLL状態!
・PC人数:3〜4人
・アイドルランク:アイドル候補
・ワールドセッティング:アイドル部
・ライブ会場:運動場
・キーパーソン:六番街 水火

 判定基準:獲得ファン12人以上
 獲得ファンパワー:料理研究会
 指定能力値:【ボイス】
 説得値:10

・目標動員数:100(プレイヤーが3人の場合は80)
・ライブフェイズ前半PP:1d6+3
・ライブフェイズ後半PP:1d6+9

 

開演演目:カバーソング

 指定特技:《音楽/趣味11》

 使用能力値:【ボイス】

第一演目:自己紹介

 指定特技:《胆力/才能5》

 使用能力値:【フィジカル】

第二演目:カバーソング

 指定特技:《アイドル/趣味12》

 使用能力値:【ビジュアル】

 

第三演目:料理アシスタント

 指定特技:《料理/趣味6》

 使用能力値:【フィジカル】

第四演目:MC

 指定特技:《バーニング/属性10》

 使用能力値:【ボイス】

最終演目:カバーソング

 指定特技:《笑顔/才能7》

 使用能力値:【ビジュアル】

 

プレッシャー種別:クラスメイト

特殊効果:なし

 

NPC

プロデューサー

キャラクターを作る際、説明の為にGM(プロデューサー)もキャラクターを一緒に作成しましょう。

GMが作成したキャラクターをプロデューサー用のNPCとします。(アイドル部マネージャー兼部長のイメージです)

 

六番街 水火(ろくばんがい すいか)

16歳女子

人称:私 〜さん(年上、年下問わず)

 PC達と同じ学校に通う生徒です。アイドル好き。眼鏡。

 料理研究会会長で、「料理はアイドル性」をモットーとしています。

 このシナリオでは、学校の創立祭でアイドル部(仮)が料理研究会の宣伝をするという約束をプロデューサーが取り付けた為、アイドル部がどういった活動をしているのか確認したがっています。

 

 

オープニングフェイズ 

プロデューサーシーン

 PC達はそれぞれ校内でアイドル部(仮)のチラシを見つけ、部長であるプロデューサー(GM)の教室へやって来ました。

 プロデューサーは彼女達をもてなし、自己紹介をします。その後、PC達にも自己紹介をしてもらいます。自己紹介終了後、一芸突破を行い、成功した場合はファン人数を1D6人増やしてください。

 一芸突破まで終わったら、プロデューサーはアイドル部(仮)へ仮入部でもいいから入って欲しいと頼みます。

 PC達が承諾すると、自分たちのグループ名を決めます。

 グループ名まで決めたあと、プロデューサーは以下の文を読み上げてください。

 

 プロデューサーは一人の生徒を呼んできました。料理研究会の六番街水火です。

「料理研究会、会長の六番街水火です。よろしく」と、メガネをクイと上げながら水火が挨拶をします。

 来週行われる学校の創立祭でアイドル部(仮)をお披露目する予定だったのですが、いきなり舞台に上げる事は許されなかった為、料理研究会会長の水火が運営に掛け合い、料理研究会の宣伝も兼ねる事でアイドル部(仮)がステージを行う事を許可させてくれたのでした。

「私は「料理はアイドル性」がモットーなの。アイドルのステージを見る事で料理のインスピレーションが湧いて来るのよ」と、メガネをクイと上げながら水火は言います。

 3日後にPC達の歌唱力をチェックさせてもらうと言い、水火は自分の部室へ戻って行きました。

 

・「ライブ会場」と【目標動員数】を発表してください。セットリストシートを公開します。

・【獲得ファン人数】の合計が【目標動員数】以上だった場合ライブは成功、【目標動員数】の二倍だと大成功、それ未満だとライブは失敗となる事。

・PC達の最終的な【獲得ファン人数】が【合計ファン人数】に加算され、その数値が上がることでアイドルランクが上昇、【チャンス】が上がる事。

 プロデューサーは以上のことを説明します。PC全員が確認したら、このプロデューサーシーンは終了します。

 

 

ドラマフェイズ

 PC達のシーンを3サイクル進めます。プロデューサーは、それぞれの行動が3度だけだから注意してほしいということを説明してください。

 3サイクル終了するとキーパーソンシーンが始まります。

 

キーパーソンシーン

 判断基準を超えているPCだけが登場できます。誰も判断基準を超えていない場合、このシーンは飛ばされます。

  3日の期日を迎えたPC達の元に六番街水火がやってきます。プロデューサーは以下の文を読み上げてください。

 

 仮の部室には水火と数人のファンの人たちが集まっています。

「3日間の成果を見せて頂きます。よろしくお願いします」と、メガネをクイと上げながら水火は言います。

 

 PC達は彼女に対して信用してもらえるかどうかを試します。

  【パフォーマンス値】が【説得値】以上の場合(成功の場合)

 水火は「インスピレーションが湧いてきそうなパフォーマンスです。当日を楽しみにしています」とメガネをクイクイと上げながら言い、信用してくれました。

  【パフォーマンス値】が【説得値】未満の場合(全員が失敗した場合)

 水火は「3日しか経っていない即席チームですものね。当日まで頑張ってください」と、ズリ落ちそうなメガネを押さえ続けながらため息をつき、自分の教室へ帰って行きました。

 パフォーマンスに成功する、もしくは登場したPC全員がパフォーマンスに失敗するとこのシーンは終了します。

 

 

ライブフェイズ

 ライブフェイズが開始されたら、まずは学校のグラウンドの隅にPC達が集まったところから始まります。集まったPCに対し、プロデューサーが語りかけます。

 

「集まって1週間、しかも部の申請もしてないような私の所に集まってくれてありがとうございました。」

 プロデューサーは深々と頭を下げながら感謝をしていると、コック姿の水火がやってきます。

「さ、そろそろ出番だよ。私はステージの横で料理してるから、あなた達は全力でパフォーマンスしてね!」

 

 PCが出場する意欲を見せると、プロデューサーはライブに使う衣装を持ってきます。衣装を1つ選択、もしくはPCが持っている衣装チケットを使い、衣装を選択します。

 衣装を選択したら、ライブフェイズを開始します。このライブの観客は、学校の創立祭でなんとなく見に来た生徒達がほとんどです。あなた方のパフォーマンスでファンを増やしましょう。

  セットリストシートのSの演目を行ってください。PCが3人の場合、「第四演目」は行わず、最終演目に移ります。

 

 最終演目が終了したあと、全員の【獲得ファン人数】を合計します。その値によって、以下のいずれかを読み上げてください。

 

・獲得ファン人数の合計が目標動員数以上

 PC達のパフォーマンスに水火もインスピレーションを刺激され、美しすぎる創作料理が完成。会場にいる人たちに振舞われ、口からビームが出るわ、あまりのいい香りに坊さんが垣根を越えてやってくるわの大盛況。大盛り上がりでステージを終え、シーンを終了します。

 

・獲得ファン人数の合計が目標動員数を下回った場合

 「まぁ…出来て一週間のグループみたいだからね…」といった声が会場から聞こえ、まばらな拍手でステージは終了しました。

 水火もなんとなくの出来のカレーを作り、会場にいる人たちに振舞われますが、「まぁ…カレーは普通に美味しいしね…」といった声が会場から聞こえてきます。

 無難な創立祭の空気のままステージを終え、シーンを終了します。

 

 

リザルトフェイズ

 追加ファンの獲得をしてください。

 プロデューサーは、PCたちの出した結果によって、以下のいずれかを読み上げてください。

 

・大成功をした場合

「ありがとう!君たちのおかげでステージは大成功だったよ!」と、水火が両手で握手を求めてきます。

「これならすぐにでも部として活動できると思う。料理研究会一同、なんでも協力させてもらうよ」と、水火がメガネをクイと上げながら言います。

 一方その頃、ステージを遠くから見ていた黒い影が作戦会議をしています。

 どうやら近所にある黒羽高校アイドル部が偵察に来ていたようです。

「初ステージであのパフォーマンス…さすがに潰しておいた方がいいようね…」

 リーダー格と思われる女の子が高めのツインテールを振りながら言います。

「見せてやるわ…アイドル部の力がどういうものか…」

 ステージの隅では不穏な空気が漂っていますが、あなた達は大成功の余韻を味わい、今回のセッションを終了します。

 大成功の場合、PCの中で最も【獲得ファン人数】が高いPCは「お願い」をすることができます。

 

・成功をした場合

「これならすぐにでも部として活動できると思う。料理研究会一同、なんでも協力させてもらうよ」と、水火がメガネをクイと上げながら言います。

 一方その頃、ステージを遠くから見ていた黒い影が作戦会議をしています。

 どうやら近所にある黒羽高校アイドル部が偵察に来ていたようです。

「初めてにしてはなかなかやるわね…新しい芽は早めに摘んでおかないと…」

 リーダー格と思われる女の子が高めのツインテールを振りながら言います。

「見せてやるわ…アイドル部の力がどういうものか…」

 ステージの隅では不穏な空気が漂っていますが、あなた達は成功の余韻を味わい、今回のセッションを終了します。

 

・失敗をした場合

「今日はありがとう。初めてにしてはよくやってくれたと思うよ。だけど、このままだとちょっとしんどいかもね…」と水火はメガネを押さえながら言います。

 今回のステージがあまり評価のいいものではなかったので、この学校にはアイドル部は必要ないんじゃないかという声が大きくなってしまい、それによってプロダクションレベルが下がってしまいます。

 プロデューサーは、もう一度頑張ってみようとPC達をはげまし、期待をしてください。

 その様子を遠くから見ていた黒い影…近所にある黒羽高校アイドル部が偵察に来ていたようです。

「あの程度ならなんとでもなりそうですけど、ライバルは一人でも少ない方がいいですし…」

 リーダー格と思われる女の子が高めのツインテールを振りながら言います。

「黒羽高校アイドル部の力を見せつけておいた方が良さそうね!」

 不穏な影が近く気配を感じながら今回のセッションを終了します。

 

 プロデューサーが描写を読み上げるか、「お願い」を聞き届けると、このセッションは終了します。

 

 

 プレイ後の感想は後日書きます。

 キャンペーンにしてみたいと思ったのでリザルトフェイズは続く感バリバリ出ていますが、単発でやるなら黒羽学園の部分は丸々カットすればいいと思います。